業者比較 2026.10.01 読了 12分

ブルーオーシャンセレモニーの口コミ・評判は?母を散骨で見送った看護師が公式情報から検証【2026年版】

海洋散骨のブルーオーシャンセレモニーの口コミ・評判が気になる方へ。母を海洋散骨で見送った経験のある看護師が、公式サイトで確認できる料金・プラン・散骨エリアと、公式に載っている利用者アンケートの声をもとに、よく見かける評判の論点と、申し込む前に確認しておきたい点を正直に検証しました。

「ブルーオーシャンセレモニーって、実際どうなんだろう」

海洋散骨の業者を調べはじめると、かなり早い段階でこの名前を目にすると思います。Googleの口コミの評価が高いことや、全国の海に対応していることを見て、気になっている方も多いのではないでしょうか。

このページでは、看護師として終末期に関わってきた私が、母を海洋散骨で見送った経験をふまえて、ブルーオーシャンセレモニー(株式会社ハウスボートクラブ運営)を検証してみました。

最初に正直にお伝えしておくと、私自身がブルーオーシャンセレモニーを利用したわけではありません。ですのでこの記事は「利用してみた感想」ではなく、公式サイトで確認できる料金やプラン、公式サイトに載っている利用者アンケートの内容を、散骨を経験した遺族の目線でひとつずつ確かめていく形でお伝えします。料金は、すべて2026年10月1日時点で公式サイトに書かれていた金額です。

結論:「実績」と「選べる海の多さ」を重視する方に合う業者です

先に総評からお伝えします。

ブルーオーシャンセレモニーは、2007年から続く実績と、全国39か所の海から選べる対応エリアの広さが、はっきりした強みだと感じました。Googleの口コミの評価も高く、公式サイトには、よい声だけでなく、天候や揺れについての声まで載せています。そこにも誠実さを感じました。

一方で、どのプランも粉骨料(1柱33,000円)が別にかかります。貸切のチャーター散骨は、海のエリアによって約30万円から44万円まで幅があり、土日祝はさらに上がります。乗り合いの合同散骨は、料金と出航日が公開されているのが東京と横浜だけです。表示されている最低価格だけを見て決めず、ご自身の条件での総額を確かめてから選びたい業者です。

ブルーオーシャンセレモニーの基本情報(2026年10月時点)

まず、公式サイトと運営会社のサイトで確認できた基本情報を整理します。

項目内容
運営会社株式会社ハウスボートクラブ(東京都江東区)、2007年2月設立
グループ株式会社鎌倉新書(東証プライム上場)のグループ企業
加盟団体一般社団法人日本海洋散骨協会 ほか
実績累計7,000件以上(2026年7月の同社発表)
散骨エリア全国39エリア(東京湾・横浜から北海道、沖縄まで。うち5エリアはフランチャイズの支店が対応)
主なプランと料金チャーター散骨 297,000円〜/合同乗船散骨 165,000円〜/代行委託散骨 55,000円〜(いずれも税込)
別にかかるもの粉骨料 33,000円(1柱あたり・税込)
プランに含まれるもの献花用の花びら、散骨証明書(チャーターと合同は、桟橋の使用とセレモニーも含む)
Googleの口コミ平均4.9(2026年7月27日時点で400件超・同社発表)

※チャーター散骨とは、船を1隻貸し切って、ご家族だけで散骨をするプランのことです。 ※合同乗船散骨とは、いくつかのご家族が同じ船に乗り合わせて散骨をするプランのことです。 ※代行委託散骨とは、ご家族は乗船せず、業者が代わりに散骨をおこなうプランのことです。 ※粉骨とは、ご遺骨をパウダー状に細かくする作業のことです。海洋散骨では、粉状にしてから撒くのが一般的な進め方になっています。 ※柱(はしら)とは、お一人分のご遺骨を数える単位です。 ※散骨証明書には、散骨をおこなった場所の緯度・経度と時間が記録されます。 ※料金やプラン内容は変わることがあるので、最新の情報は公式サイトでご確認くださいね。

料金プランを、総額で見てみます

チャーター散骨(船を1隻貸し切り)

海のエリアによって、料金が5段階に分かれています。乗る人数によって料金は変わりません。

エリア平日土日祝
東京297,000円352,000円
A(横浜・葉山・浦安・千葉みなと)363,000円435,600円
B(横須賀・江ノ島・新潟・南紀白浜・福岡など)385,000円462,000円
C(清水・金沢・高松・松島など)418,000円501,600円
D(函館・鹿児島・石垣島・宮古島・伊江島)440,000円528,000円

※いずれも税込です。このほかに、粉骨料が1柱33,000円かかります。

お坊さんなどの宗教者に一緒に乗ってもらえるのは、チャーターのときだけだとFAQに書かれています。読経をお願いしたい方は、最初からチャーターで考えておくとよさそうです。

合同乗船散骨(乗り合い)

エリア平日土日祝
東京165,000円187,000円
横浜181,500円217,800円

※いずれも税込です。1組2名までの料金で、3人目からは1人16,500円が追加になります。このほかに、粉骨料が1柱33,000円かかります。

出航日は決まっていて、2026年10月から2027年2月までは、東京が毎月3日(第1日曜・第3水曜・第3日曜)、横浜が毎月1日(第2日曜)です。どちらも12時と15時の2便があります。

代行委託散骨(立ち会わずにおまかせ)

東京が55,000円、横浜が60,500円、そのほかのエリアが88,000円です(いずれも税込)。こちらも、粉骨料が別にかかります。東京の出航は、毎月2回(第1・第3木曜)です。

粉骨料を足すと、こうなります

お一人分(1柱)の場合で計算すると、次のようになります。

プランプラン料金粉骨料合計
チャーター(東京・平日)297,000円33,000円330,000円
合同乗船(東京・平日・2名まで)165,000円33,000円198,000円
代行委託(東京)55,000円33,000円88,000円

※いずれも税込です。土日祝やほかのエリア、乗る人数が増える場合は、ここから上がります。

表示価格に粉骨料を足した金額が、実際の出発点だと考えておくと、見積もりのときに慌てずにすみます。業者によっては粉骨料がプランに含まれていることもあるので、他社と比べるときは、この33,000円を足したうえで並べるのがフェアだと思います。

墓じまいのあとのご遺骨には、定額のプランがあります

お墓から取り出したご遺骨は、湿気を含んでいることもあるため、粉骨の前に洗浄と乾燥をすることがあります。ブルーオーシャンセレモニーでは、洗浄と乾燥がそれぞれ1柱16,500円で、粉骨の前に2週間ほどかかると書かれています。

その代わりに、墓じまいのあとのご遺骨のための定額プランが用意されていて、こちらは洗浄・乾燥・粉骨から散骨証明書までが料金に含まれています。

プラン料金(税込)
少柱プラン(3柱まで)165,000円
標準プラン(6柱まで)275,000円
多柱プラン(10柱まで)440,000円

ただし、東京エリアでの代行(ご家族は乗船しない形)で、日程は指定できません。お墓に何人分ものご遺骨が入っている場合は、1柱ずつの見積もりと、この定額プランの両方を出してもらうと比べやすいと思います。

よく見かける良い評判の論点を、確かめてみました

論点1:「Googleの口コミが4.9」は本当?

Googleの口コミは、同社の2026年7月の発表で「400件を超えて、平均4.9」とされています。私が2026年10月1日にGoogleの検索画面で確認したときも、評価は4.9、口コミは464件でした。件数が増えても高い評価が続いているのは、それだけでひとつの安心材料だと思います。

同じ発表では、口コミで最も多かったのは、スタッフへの感謝や「安心して任せられた」という声だったとまとめられていました。

ひとつだけ添えておくと、公式サイトの「口コミ評価No.1」という表示には、調査会社が2025年11月におこなった比較調査にもとづく、という注記がついています。その調査について書かれたプレスリリースでは、Googleの口コミの平均点がいちばん高かった、と説明されています。ただ、比べた会社の数や、どの会社を選んだかの詳しい基準までは書かれていませんでした。数字は参考にしつつ、最後はご自身の感覚で確かめるのがいいと思います。

論点2:「老舗で実績が多い」

2007年に会社を設立していて、同社の発表では累計7,000件以上の実績があります。業界団体の日本海洋散骨協会にも加盟しています。

船で人を運ぶための許可(旅客不定期航路事業)を東京と横浜で取っていることも、運営会社のサイトで公開されていました。東京の自社船は定員30人です。散骨は海の上でおこなうものなので、船を運航する体制がきちんと公開されているのは、見ておいてよいポイントだと思います。

運営会社は、「いい葬儀」などの情報サイトを運営する鎌倉新書のグループ企業です。会社の基盤という意味では安心材料ですが、同じグループの情報サイトに載っている紹介は、第三者の評価とは分けて読むほうがいいと思います。

論点3:「全国の海から選べる」

散骨エリアは全国39か所で、そのうち5か所はフランチャイズの支店が対応しています。北海道の小樽や函館から、沖縄の石垣島や宮古島まであり、故郷の海や思い出の海を選びやすいのは大きな強みです。

ただし、乗り合いの合同散骨の料金と出航日が公式サイトに載っているのは、東京と横浜だけです。ほかの海で船に乗って見送りたい場合は、基本的にチャーターになると考えておくとよさそうです。フランチャイズの支店で合同散骨ができるエリアもあるそうなので、希望の海がある場合は問い合わせてみてください。

論点4:申し込む前に、船に乗ってみることができる

これは、迷っている方にとってありがたい仕組みだと感じました。東京の羽田沖で、毎月1回(第4土曜の15時)「散骨体験クルーズ」があり、参加費は1人2,970円(税込)です。日程が変わる月もあるので、参加するときは公式サイトで確認してください。

船酔いが心配な方や、海の上でどんな時間になるのか想像がつかない方は、先に一度乗ってみると、当日の不安がずいぶん小さくなると思います。看護師としての経験からも、船酔いは「不安」で強くなりやすいところがあります。前もって乗っておけること自体が、ひとつの対策になるはずです。

気になる点・申し込む前に確認したい点

公式サイトの「お客様の声」には、利用した方のアンケートが、2009年から2025年1月までの分載っています。よい声が多い中で、天候や揺れについての声も、会社自身がそのまま載せています。そうした声も参考にしながら、確認しておきたい点をまとめました。

1. 料金は、エリアと曜日でかなり変わります

チャーターは、東京の平日なら297,000円ですが、Dエリアの土日祝では528,000円になります。アンケートの中にも、海のエリアによって料金に差があることを知らず、思ったより高かった、という声がありました。

希望の海と日程が決まったら、粉骨料も含めた総額で見積もりを出してもらうのがいちばん確実です。

2. 天候で延期になることがあります

雨の日でも出航しますが、風や波が基準を超えると欠航になり、振替日に延期すると書かれています。出航するかどうかは、前日に最終判断をして連絡があるそうです。

アンケートには、延期が2回あって日程の調整が大変だったという声や、揺れて船酔いしてしまい自分で散骨できなかった、という声もありました。波が高かったと書いていた方は、それでも無事に散骨できて安心した、と続けていました。

遠方の親族に集まってもらう予定なら、延期になったときにどうするかを、先に家族で話しておくと安心です。母のときも、親族の予定を合わせるだけでずいぶん手間取ったので、ここは他人事に思えませんでした。

3. キャンセル料は、申し込む前に確認を

申し込みのページには「所定のキャンセル料金がかかる」とだけ書かれていますが、金額は公式サイトの「散骨の流れ」のページに載っていました。

解約の時期キャンセル料(税込)
実施予定日の8日前まで事務手数料 11,000円
7日前から3日前まで代行散骨は11,000円、合同散骨とチャーター散骨は費用の30%
3日以内費用の100%

悪天候など、会社の都合で日程が延期になった場合は、キャンセル料はかからないと書かれています。親族の予定がまだ固まりきっていないうちに日程を決めるときは、この時期の区切りを頭に入れておくと安心です。

4. 船の大きさや設備は、船ごとに違います

東京の自社船は定員30人ですが、浦安(舞浜)のように8人乗りの船のエリアもあります。アンケートにも、船が思ったより小さかったという声がありました。

車いすで乗れるか、小さな子どもが乗れるか、トイレや暖房があるかも船によって違うと、FAQに書かれています。ご高齢の方や小さなお子さんが一緒に乗る場合は、使う船について先に聞いておくのがいいと思います。

5. 細かな連絡で気になったという声も

ほかには、振込の確認の連絡がなかった、届いた散骨証明書のフレームが欠けていた、という声もありました。どちらの方も全体としては好意的な評価で、フレームの件は配送中のことかもしれない、と書かれていました。大きな問題ではありませんが、気になる方は、振込のあとに確認の連絡をもらえるかを聞いておくと、待つあいだの不安が減ると思います。

口コミを読むときに、知っておきたいこと

ブルーオーシャンセレモニーの口コミを調べていて気づいたのは、中立な第三者の口コミが、思ったより少ないということでした。

  • 公式サイトのアンケートは、会社が選んで載せているもので、2025年1月以降は追加されていません
  • ほかの口コミサイトでは、件数が0件のところや、公式のアンケートと同じ文章が載っているところがありました
  • 同じグループの情報サイトでの紹介は、第三者の評価とは分けて読む必要があります

いちばん件数が多く、いまも増え続けているのはGoogleの口コミです。Googleの口コミは、低い評価の順に並べ替えて読むこともできます。高い評価だけでなく、低い評価に何が書かれているかを見ると、その業者との相性が分かりやすくなります。

ブルーオーシャンセレモニーはどんな方に合うか、合わないか

ここまでの内容を整理してみます。

合いそうな方
  • 故郷の海や思い出の海など、散骨する海を選びたい方
  • 長く続いていて、運営の体制がしっかり公開されている会社に頼みたい方
  • 申し込む前に一度船に乗って、雰囲気を確かめてから決めたい方
  • 東京や横浜で、乗り合いで費用を抑えながら、船に乗って見送りたい方
  • 墓じまいで何人分ものご遺骨を、まとめて海に還したい方
合わないかもしれない方
  • 粉骨まで含めて、できるだけ費用を抑えたい方
  • 東京や横浜以外の海で、乗り合いの合同散骨をしたい方(フランチャイズの支店で対応できるエリアもあります)
  • 合同散骨で、決まった出航日以外の日を選びたい方
  • 土日祝のチャーターを考えていて、予算に上限がある方

経験者として思うこと

調べていていちばん印象に残ったのは、天気に恵まれなかった日の声まで、公式サイトに載っていることでした。

海の上のことは、どれだけ準備をしても、天気には逆らえません。だからこそ、よい声だけでなく、延期や揺れの声まで読んだうえで、それでも「ここにお願いしたい」と思えるかどうかが大事なのだと思います。

母のときは、私は自分で船に乗りました。立ち会うか、おまかせにするか、乗り合いにするかに正解はありません。ただ、どの形を選ぶにしても、問い合わせたときの話し方や、こちらの不安への答え方は、資料からは分からない部分です。気になった業者は2社か3社に絞って、実際に問い合わせてみることをおすすめします。資料請求や相談だけなら、費用はかかりません。

まとめ:実績と海の選択肢を重視するなら、有力な候補です

ブルーオーシャンセレモニーは、2007年からの実績と、北海道から沖縄まで海を選べる広さを重視する方にとって、有力な候補になる業者だと感じました。Googleの口コミの評価も高く、申し込む前に船に乗れる体験クルーズがあるのも安心材料です。

その代わり、粉骨料は別にかかり、チャーターの料金はエリアと曜日で大きく変わります。合同散骨は、料金と出航日が公開されているのが東京と横浜の決まった日だけです。ここを納得できるかどうかが、この業者を選ぶかどうかの分かれ目になると思います。

くわしいプランや出航日は、ブルーオーシャンセレモニー公式サイトで確認できます。

比べる候補も一緒に見ておきたい方へ

業者選びは、1社だけで決めずに2社か3社の資料を並べてみると、違いが見えやすくなります。このサイトで口コミ・評判を検証した業者のうち、ほかの2社も置いておきますね。

東京・横浜・湘南エリアに強い、自社クルーザー中心の業者です

シーセレモニーの資料を取り寄せる→ PR

北海道から沖縄まで、全国の海から散骨場所を選べる業者です

みんなの海洋散骨の資料を無料で取り寄せる→ PR

関連する記事